筋トレ大好き人間集合

ワークアウトをメインに子育てやイギリス生活、徒然を語ってます。

イギリスで<超レア>要リノベ物件購入しました。

こんにちは。

イギリスの不動産市場が馬鹿みたいにバブり始めた2020年後半。

ちょうどコロナ禍でしたが市場の滞りを懸念した政府が

印紙税免除の制定を発足し、そこから市場は急高騰。

 

そんな中、マイホーム購入に至った経緯と物件をご紹介します。

 

 

  賃貸物件を退去することになった経緯

うちはしばらく賃貸物件に住んでいたのですが、

コロナ禍に政府が印紙税免除を打ち出した後、

市場が目まぐるしく活発になりました。

理由としては

1)コロナ禍で在宅勤務が主流となり、

ロンドン勤務でロンドン在住していた人達が郊外へ移り始めた。

2)香港からのイギリス居住者が急増化し始めた。

 

と以上の2点の主でした。

そんな中、賃貸をしていた大家が、

私達の住んでいた家を売りたいと、

ある日レターが届いたのです。

 

そのレターには、3カ月以内に退去すること。

との一方的な通知でした。

 

  賃貸か購入か

3ヶ月との通知を受け取り、しばらくは放心状態でした。

ちょうど市場が高騰している中、

賃貸物件数も減少し、賃貸価格も1年前と比べて

大幅に上昇していました。

 

娘は2年後に小学校にあがるので、

早かれ遅かれ長く住むことのできる地域を

学校選びも含めて決めなくてはいけなかったことは事実ですが、

こんな突然に、しかも3カ月との短い期間で

娘の将来を決める大きな決断をしなければならないのは

本当にプレッシャーでした。

 

家を購入する場合、購入の意思表示をしてから

契約完了、鍵の受け渡しまで、

超最短で3カ月は必要と、

どの不動産会社にも言われました。

 

住みたい地域に関しては、

幸い事前に少し下調べをしていたこともあり、

エリアを絞って物件探しを始めました。

 

物件数としては購入物件が圧倒的に多いので

購入物件をメインにリサーチを開始しました。

 

  リサーチ条件①

まず期間が3カ月なので、購入物件の第一条件は、

No chain owner です。

イギリスでは物件の購入者がchain でつながっている場合がほとんどです。

例えばある人①が家Aを売って家Bを買ったとします。

その家Bを買った人②は家Cを売ります。

家Cを買った人③は家Dを売ります。

 

というように、ローンがある人が家の売買をすると、

このように1連のチェーンができて、このチェーンの売買が

同じタイミングで成立しないと引っ越しができないのです。

 

よって、大体チェーンがある物件だと

購入成立までに時間がかかります。

 

なので、私たちは時間が3カ月と限られていたので

チェーンでつながっていない家を

探す必要があったのです。

いわゆる、居住家以外の物件を売却したいオーナーの物件を

探す必要がありました。

 

  リサーチ条件②

最近のイギリスでは稀有な要リノベ物件。

リノベしてから売りに出すイギリス人がほとんどな中、

しかし、リノベされ完成された物件には一切興味のない夫の為、

いわゆるボロで要修復な家を見つけなければならなかったのです。

 

  ついに見つけたレア物件

売買までの経緯(これももちろんスムーズにいくことなどなく

最後の最後まで心臓バクバクでした)は改めてご紹介するとして、

今回はまずこのレア物件の一部をご紹介します。

ギリギリ住めるレベルです。笑

 

今後大規模なエクステンション、改装、リノベ、DIYをしていきます。

将来の大規模改装に向けて、まずはアスベスト除去。

 

下の写真はキッチンです。

 

 

写真①キッチン アスベスト除去前

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写真②キッチン アスベスト除去後

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新築が稀なイギリス不動産。

イギリスでは60-70年代に作られた家のほとんどにアスベストが使用されてます。素材はいじったり触ったりしなければ存在していても無害なので、改装をしなければ除去の必要はありません。

 

 

このキッチンも、いずれは全ての形と配置が変わり後方もなくなるけれども、棚が天井にくっついている為、アスベスト除去の為棚の取り外し。

業者によるアスベスト除去作業は本日より開始です。