『高学歴=仕事ができる』ではない
- 高学歴でも新入社員は新入社員
- 2000年代はまだセクハラやパラハラなんんて言葉は存在しなかった
- 外資系女子は日本社会の先を行っていた
- 新卒の頃先輩に言われた一言
- 大学では教えてくれない「コミュニケーション能力」
- 本当に仕事ができる人ほど低姿勢
- まとめ
高学歴でも新入社員は新入社員
私もいわゆる私立トップ大学を卒業しておりますが、
私が新入社員だった時代はまだセクハラやパワハラなんて言葉がない時代で
オラオラ上司や先輩がフツーに存在しておりました。
2000年代はまだセクハラやパラハラなんんて言葉は存在しなかった
ある日、数メートル離れたところに座っている部長から
「〇〇さーん(→私の旧姓)、ちょっと来て―」と呼ばれ
(→今の時代、多分これだけでもパワハラ、セクハラでアウト)
部長のデスクまで行くと、いきなし(私の席から部長の席までは直線)
「そうやってお尻プリプリして歩くのやめて」
と言われ(内心、はーーーー?って思ったけど)
「あ、すみませんでした」
と頭を下げて言うと
「そうやって髪の毛かき上げるのやめて」
と言われ、
「あ、、、すみません」
とまた軽く頭を下げて席にもどったのでした。
外資系女子は日本社会の先を行っていた
何にも知らない新入社員の私は、これは社会で普通のこととしか思っていなかったのですが、お昼休みに女性の先輩から呼び出されてランチに一緒に行きました。
彼女は一部始終を見ていたようで、私より憤慨しておりました。
彼女は私より一回り上の先輩で、その会社の前にも外資系や海外での勤務経験もあったのです。
そんな彼女からしたら、この部長の言動は完全に当時に欧米ではありえないセクハラだと彼女はすでに知っていたのでこんなにも憤慨していたのでした。
前置きは長くなってしまったのですが、こんなことが日常茶飯事の時代でした。
2002年とかの時代です。
新卒の頃先輩に言われた一言
そんな私が入社他の先輩に言われた事は
「◯◯大学でても使えない奴いっぱい見てきたからな。
学校と社会は全く違うからな、一緒の感覚でいるなよ!」と。
今はこの言葉の意味はすごくわかります。
大学では教えてくれない「コミュニケーション能力」
どんなに良い大学をでても、社会は机上の空論は通用しません。
私達はロボットとでなく人間同士で働いているのでコミュニケーションが超重要となってくるのです。
その上で、仕事をこなしていくというのは学校では教わらないことを1から挑戦するので、1から学ぶ姿勢がないといけないのです。
学歴という名にあぐらをかき、学歴の低い上司を見下したり仕事を馬鹿にして上っ面だけでこなしていると、いつか全て自分に返ってきて痛い目に合います。
それが社会で生きるということなのです。
迎合しろというわけではありません。
ただ、常に学ぶ姿勢を持ち向上していこうという気持ちが大事なのです。
本当に仕事ができる人ほど低姿勢
本当に仕事ができる人ほどいつまでたっても腰が低く謙遜な態度です。
それでもその人の放つ自信やオーラは半端ないのです。
だから人がついてきますし、それで更に上へ上へといくのです。
学歴はもちろんプラスに働くものです。
頑張って努力して得たものなのですから。
でもそれだけでは何の価値はないどころか
それだけに固執すると、結局はその努力は水の泡となってしまうのです。
まとめ
せっかく努力して手に入れた学歴を武器にして社会に進出していく。
その為に必要な事は、常に学ぶ精神と謙遜は態度。
これをものにした人間はまさに鬼に金棒となるのです。